明日は選挙か・・・
明日は県議会議員選挙なんですよね。
←このまえお題にもありましたが、まったくもって盛り上がらない選挙です。
争点なんだか分からないし、降ってわいたような、防災中心の駅前演説・・・
地震があるまで、そんなこと一言も言ってなかったじゃない!・・・って言う感じですよね。
どちらかと言うと、子供の教育が・・・とか言っていたような気がするのですが・・・そんな話ほとんど消えてしまいました・・・議員の候補者の方、軸がぶれてますけど・・・
一体なんのための議会なのって言う感じです。
今回の震災、栃木県は中途半端な被災地になりました。栃木には鬼怒川という大きな川があるのですが、それを境に東はホンダの工場のように被害は甚大、西はそれほど被害が無い・・・という状態です。地盤って違うんですね・・・見た目は良く分かりませんが。
今回の地方自治体の対応は・・・(自分の見た感じですが・・・)
福島の避難者には手厚い保護があり、県営住宅の提供、炊き出し、温泉旅館等の提供など様々でした・・・避難者保護に関しては、全然異論はなく、あるいももっと積極的にと思う面もあるのですが・・しっ、しかし、地元民には冷たい
被害状況も調べたのって言うくらい、全然調査したって言う感じは無いし、今後どうするの?っていうメッセージも無い・・・街の民家では屋根の瓦が結構ずれて、ブルーシートで覆っている家が沢山あるのに・・・また、家の塀が崩れている家も一杯・・・一部地域は最近まで断水していたり、農作物の出荷制限もあったりしていたのに・・・放射性物質も飛んできてますよ!
きっと県庁なり市役所に行けば、何らかの手当てがあるのかもしれませんが、行かなきゃ分からないってそれでいいの・・・?と思います。
地方自治体に大きな期待をするのも酷ですが、政府あるいは地方自治体ってこのような災害があった時のためにあるのではないでしょうか?なんとなくこれまでの怠慢が一気に噴き出したような気もします。
災害があって何かを考え始める・・・これってリスク管理としては遅いというか、最悪な状況ですよね。結構テレビを見ても公務員さんの奮闘記が放送されています。頑張って欲しいと言う願いもありますが、なぜ仮設住宅を建てる場所を決めていなかったの?他の県との連携はどうだったの?なぜ避難の仕方を具体的に考えておかなかったの?お年寄りの方々のケアはどう考えていたの?と疑問は深まるばかりです。想定外ってそれは単なる言い訳にしか聞こえません。
選挙の時、候補者の方は、「皆様のため・・・皆様のため・・・」って大騒ぎしていますが、全然皆様のためではなく、自分のためじゃない・・・と結局今回は冷めた気持ちになってしまいました。
選挙については、これまで皆勤賞のため放棄する気はありませんが、白紙投票しちゃいそうです・・・
でもこんな数百年に1度の危機状態だと言う状況下、政府が明確な方向性を示さない中ではありますが、何も無かったかのように経済活動している人もいれば、普通どおりに遊んでいる人もいる。避難している人は辛い中でもきちんと前向きに生活しているし、最大の危機に面した状況で命がけの仕事をしている人もいる。強力なリーダーシップがないのに、きちん成り立ってしまう日本の規律性って・・・改めて凄い国だなぁと思います。
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