人事考課
私たちの会社では、半期に1度自分の目標を設定し、自分を評価し、その評価について上司が評価するという制度と、部下が上司を評価する2つの評価方法を採用しています。
現在下期の上司の中間評価をしています。1人には最高で3人まで評価する対象者が与えられその上司の強み、弱み、改善点を記載しなければなりません。
人を評価するとき、良い面というのは結構簡単に頭に思いつくのですが、悪い点となるとなかな難しいです。
好き嫌いで判断するのは簡単なのですが、感情的な点だけで人を評価するのってどうなの?とジレンマに陥ります。また嫌いな上司でも意外と自分を評価して居てくれる時もあるので、嫌いだから悪い点をつけるというのも大人げないし・・・
部下がつけた評価は、後で本人たちにフィードバックされるので、余計な改善点なんて書くと自分の仕事がしづらくなる可能性も秘めているし・・・なかなか難しいです。
今は昔の上司に比べると憎まれる上司って少なくなったような気がします。それは自分が年をとったこともあるのですが、おとなしい上司も増えているような気もします。
以前は結構服装とか髪型とか言葉づかいとかいろいろと指導されたのですが、今は忙しいという理由でそういう環境も減りました。それがいいのか、悪いのかは分かりませんが・・・
どうしても日本の人事考課というのは、感情的になるというか、日頃のかかわりあいの中で作られてしまうところがあり、必ずしも実績主義という感覚が育っていない環境にあるような気がします。そのような状況を考えると単に書面だけで人を評価するのではなく、もっと上司だったり、同僚だったり、人事関連部など度いろいろと話し合う環境を作った方がいい効果が出来るような気がするのですが・・・
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